都営浅草線では開業以来5000形車両が活躍していましたが、冷房装置が無く老朽化が進行していたため 1991年に後継の5300形が登場しました。アルミ合金製車体を採用し、先頭部は丸みをおびつつ傾斜のつ いた独特の形状です。スカートの連結器周辺にはアクセントとなる縁取りがつけられました。車体色はホワイ トをベースに窓下にレッド、ブラウンの細い2本の帯を入れたものでイメージを一新しています。1997年度ま でに7次にわたって製造されたため、各グループごとに細かな差異が見られます。東京都シンボルマーク( イチョウマーク)の移設、車椅子マークの移設などが行われましたが、中でも外観上最も目立つ変更点とし て1994年度に製造されたグループからは前面スカートが大型化された点が挙げられます。京成線、北総線 、京急線に乗り入れ活躍していますが、近年後継車5500形の増備により数を減らしています。2022年7月現 在、5320編成が唯一の活躍を続けています。
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